ビデオ伸び計RTSSシステムを使用すると、材料試験 (引張試験、圧縮試験など) 中に縦方向および横方向のひずみを測定することができます。亀裂の長さ (長期試験など) や亀裂領域 (接着など) を判定するための精密解析モジュールもご利用いただけます。
幅広い応用例
弾性係数の判定
ビデオ伸び計RTSSは、引張試験における材料特性の判定に最適です。試験体の変形は非接触的に測定されます。 応力-ひずみ曲線、弾性係数、ポアソン比などの特性が判定されます。
RTSSビデオ伸び計の利点
非接触的でカメラベース、20µm/m~1000%超のひずみ測定が可能、数mm~数mまでの種々の試験体の大きさに柔軟に対応、迅速なセットアップと簡単な試験体マーキング、すべての試験機に対応、すべての材料で使用可能
オプション
RTSS_HR:
擬似静的引張試験用の高分解能。ひずみの測定精度は20µstrains (=20µm/分)
RTSS_HS:
高速ビデオ伸び計測定速度が速いため、ビデオ伸び計は、動的用途 (ハイドロパルサーなど) や高速プロセスの制御用としても使用できます。
マルチカメラシステム:
+ 種々の試験体面の同時測定。
+ 小視野と大視野の組み合わせ
–> 弾性係数の高精度測定と完全な力-ひずみ曲線の測定。
+ 立体配置: 定義された距離にある2台のカメラが、小視野の1つのマーカーでそれぞれを測定
–> 高剛性材料に対する最高の精度。
その他の機能
非接触式 – 機械的センサーの試験体への取り付け不要
破損ひずみの測定
軟質と硬質の両方のあらゆる材料への幅広い応用分野
数mm~数mまでの試験体の大きさに対応した柔軟な測定範囲
20μm/m~1000%までのひずみ測定
記録と品質管理のための動画の録画
縦方向ひずみと横方向のひずみの同時測定
生カメラ画像
試験体の正確な位置合わせ
すべての引張試験機に対応
試験機へのアナログ・デジタルのデータインターフェース
引張試験機・ソフトウェアによる自動制御
簡単で直感的なユーザーインターフェースによるトレーニング時間の短縮
異なる試験に移るために迅速なセットアップの変更が可能なテンプレートでの定義