銅の3Dプリンティングはアディティブ・マニュファクチャリングの最も新しい分野のひとつであり、最も成長している分野のひとつでもあります。数年前までは、銅は反射しやすく熱伝導率が高いため、従来の3Dプリンターでは3次元物体をプリントすることは困難でした。
銅の 3D プリントのパイオニアとして、EOS はこうした課題を克服してきました。現在では、ロケットの推進システムから銅コイルまで、銅を使っ て高度なアプリケーションを造形することができます。銅の素材特性は、熱伝導性と電子伝導性の両方が要求されるあらゆる用途に理想的です。以前は銅の部品は鍛造、鋳造、機械加工が必要でした。銅を使った 3D プリンティングでは、たとえば電気モーターの効率を上げたり、パワーエレクトロニクスの新しいタイプのヒートシンクを可能にするような、より複雑な形状を作ることができるようになりました。
銅シリーズには、Cu、CuCP、CuCrZrのほか、EOS金属システム用に開発され認定されたCuNi30合金があります。Cu、CuCP、CuCrZrは電気伝導性と熱伝導性に優れ、幅広い用途に適しています。
私たちの銅材料はすべて、多くの産業で一貫した再現性のある部品品質が必要不可欠であるため、十分に試され、テストされています。
EOS銅CuCPとEOS銅アリーCuCrZrはTRL 5の材料です。EOS Copper Cu とCuNi30はTRL 3の材料で、化学的特性と粒度分布に関するQA試験の結果を示す材料試験報告書MTR(EN 10204、タイプ2.2による)が添付されます。