必要な長さだけ引き出して「どこでも湾曲」
では、空気圧による革新的な湾曲機構を搭載。手のひらに納まるコンパクトなリモコンで、スコープ先端の湾曲を自由に操作できます。スコープを完全に引き出さなくても湾曲が可能なため、必要な長さだけを収納ドラムから引き出して検査できます。
検査対象物の位置を正しく把握
パイプなど奥行きのあるものを検査する場合、モニターに表示される画像から検査対象物の位置を捉えるのが難しいケースがしばしばあります。内視鏡先端部に重力センサーを組み込んだIPLEX YSなら、検査画像の天地方向を明確に表示できます。
また、オプションの挿入長検知装置により、画面に表示されている対象物までのスコープの挿入長を把握できます。こうした機能により、検査対象物の位置を正確に把握しながら検査を行うことができます。
どんな環境でも、検査業務を効率的に行うために
フィールドメンテナンスにおいては、錆び付いたパイプや、ほこりや水滴が付着した装置内部など、厳しい環境下にある対象物の検査がほとんどです。IPLEX YSは高い耐磨耗性があり、さまざまな状況の検査現場に対応しています。さらに、内視鏡先端部の付着物をエアジェットで吹き飛ばしますので、検査の手を止めることなく効率的作業が行えます。