6000mmサイズまでの大型・重量部品の測定
ATOS ScanBox Series 7は、主に自動車製造、トライアウトツール製造、プレスショップなどで使用されています。この光学式三次元測定器は、導入段階での比較のための完全な解析測定を行い、また生産時の品質保証にも使用されています。
自動車のサイドパネルや付属部品などの大型部品は、最大6mの大きさまで測定できます。フルフィールドでの測定データにより、ホールパターン、トリミング、キャラクターラインの解析が可能です。その他、重量物や大型部品の測定・検査にもご利用いただけます。
テクノロジー
8軸キネマティクス
GOMは、超大型部品の測定のために、新しい8軸キネマティクスシステムを開発しました。直線軸、垂直リフト、ケーブルダクトを内蔵した多関節ロボットを組み合わせることで、8つの自由度によりセンサーの位置決めを高い柔軟性で行うことができます。
モジュール式レイアウト
ATOS ScanBoxシリーズ7と8の統一された構造とモジュラー構造により、シリーズ7の中でもシリーズ8の中でも需要に応じた拡張が可能です。
ローテーションテーブルの作業エリア
ATOS ScanBox 7260には、ローテーションテーブルの作業エリアがあります。これはATOS ScanBox 6130に対応しており、中型の部品の追加測定が可能です。ローテーションテーブルにはパレットシステムを搭載することができ、部品の迅速で再現性のある正確な位置決めを保証します。
センサー技術
ATOSのセンサーは、個々の測定ごとにフルフィールドの3D座標を提供します。1回のスキャンで最大1,600万点の独立した測定点を数秒で取得します。
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