TMA(Thermo Mechanical Analysis)は、時間または温度の関数として試料の寸法変化を測定します。広い温度範囲での試料の膨張や収縮を評価するために使用されます。TMAは、設計エンジニアや品質保証、出荷検査で、お客様の製品が仕様に忠実であることを確認するために使用されます。
TMA7000シリーズは、測定終了後でも、非常に速い弾性率の変化や、試料の損傷や色の変化などの予期せぬ挙動を把握し、各データポイントの信頼性をチェックすることができます。革新的なReal View®カメラシステムにより、測定中のリアルタイムな観察が可能です。DMA7100はモジュール範囲が非常に広いため、非常に柔らかい試料や硬い試料に理想的です。
測定範囲は+/-5mmと広く、荷重範囲は+/-5.8N、冷却システムの選択、オプションの7つの測定プローブにより、非常に幅広いアプリケーションに対応することができます。
NEXTA TAソフトウェアのシンプルモードによる直感的なインターフェースと簡単なサンプルロードにより、TMA7000は簡単に使用でき、スループットを向上させます。
オプションの冷却装置や測定プローブのほか、膨潤測定、真空測定、体積膨張測定、硬化測定などのアクセサリーも用意されています。
最適化技術により、出力信号のノイズレベルを低減し、材料のわずかな変化も確実に拾うことができるTMA7000は、低膨張材料や薄膜に最適な装置です。
TMA7000シリーズは、全温度範囲で正確な温度制御が可能で、超低温や超高温でも高感度能力を維持します。
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