空輸用レーザー スキャナー VQ-1560 II-S

非接触式航空用

VQ-1560 II-S は、RIEGL の実績あるデュアルチャンネルレーザースキャナーシリーズの成功したコンセプトを踏襲しています。レーザーパワーの向上により、パルス繰り返し周波数4MHzで1700m AGLまで、パルス繰り返し周波数540kHzで3900m AGLまで動作高度を拡大しました（いずれもターゲット反射率20％の場合）。このように最大レンジを向上させることで、システムの生産性を約25%向上させ、非常に魅力的な点密度レンジを実現しています。また、レーザーパルスの繰り返し周波数を12kHzステップで微調整できるため、プロジェクトに応じた微妙な取得パラメータの最適化も可能です。 また、独自の「クロスファイア」スキャンパターンと広い動作範囲により、現在市販されているエアボーン・レーザースキャナーの中で最も汎用性の高いスキャナーの一つとなっています。低空からの超高密度コリドーマッピングから、狭い路地でのシャドウ効果を最小限に抑えた高解像度シティマッピング、さらには1平方メートルあたり4ポイントの密度で1時間あたり最大1130km2の効率的な大規模広域マッピングまで、あらゆるアプリケーションに最適です。 このシステムは、シームレスに統合された高性能IMU/GNSSユニットと、オプションで150メガピクセルのRGBカメラをプライマリカメラベイに統合して搭載しています。 また、ご要望に応じて、サーマルカメラや150メガピクセルの近赤外線カメラなどのセカンドカメラを内蔵することも可能です。コンパクトな筐体には、一般的なハッチやジャイロスタビライズマウントと接続するためのマウントフランジを備えています。 主な特長 最大4 MHzの高レーザーパルス繰り返し周波数 最大266万回/秒の地上計測が可能