細切りファイバー

... PANOXは、燃えない、溶けない、柔らかくならない、垂れないという特徴を持つ、酸化型ポリアクリロニトリル（PAN）繊維です。不燃性繊維の業界標準として国際的に認められているPANOXは、火災や熱に対する効果的な防御策として、さまざまな分野で使用されています。PANOXのLOI値は45%以上と、他の繊維よりもかなり高く、DIN 66083に基づく燃焼クラスS-aに相当します。 繊維加工に最適な繊維 当社の酸化PAN繊維は非常に汎用性が高く、様々な繊維加工工程で簡単に使用することができ、高性能で経済的な難燃・断熱繊維を製造することができます。PANOXは、連続したトウ、クリンプおよびノンクリンプステープル、繊維径、長さ、密度、サイジングの異なるミルドファイバーとして供給しています。 PANOXの材料特性 45％以上の高いLOI値 優れた耐火性 高い耐熱性 繊維加工に最適化されている 理想的な混合と加工挙動 PANOX連続繊維は、32万フィラメントのトウとして供給され、特殊な潤滑サイジングにより、ストレッチブレーキングとトウからニットおよび織物用ヤーンへの変換が改善されています。連続繊維のトウは、2つの異なる繊度で提供されています。 クリンプPANOXファイバーは、連続繊維のトウから作られます。凝集力を向上させる特殊なサイジングが施されています。クリンプレベルを最適化することで、カーディングプロセスを継続的かつ確実に、高い生産性で行うことができます。クリンプステープルファイバーは、さまざまな不織布プロセスや設備に適した長さのものを取り揃えています。 ...

... 切り刻まれた炭素繊維は、圧縮成形や射出成形のコンパウンドに使用され、機械部品、ギア、ケミカルバルブなどを製造しています。完成品は、優れた耐腐食性、耐クリープ性、耐疲労性に加え、高い強度と剛性の特性を備えています。 Hexcelは、HexTow®チョップド炭素繊維製品群の全製品をCarbon Conversions, Inc.("CCI")に移管します。製品の一貫性を確保するため、Hexcelはすでにすべての原材料の仕様、レシピ、製造手順の移管を開始しています。最後に、HexcelとCCIの契約では、Hexcelが入力炭素繊維の100%を供給し続けることが規定されています。そのため、今回の移転は、場所や設備の変更に過ぎません。 Hexcelは、2016年末にCCIに戦略的投資を行い、CCIの事業と能力を深く理解しています。Hexcelは、CCIが既存の製品ラインを生産する能力に自信を持っており、さらに将来的には新たなバリエーションを生み出すことができると考えています。今回の製品移管は、Hexcel社の今後の製品ライン戦略に沿ったものであり、両社はこの移管を可能な限り迅速かつ効率的に完了させるべく取り組んでいます。 ...

... E-Glassの多軸（ノンクリンプ）ファブリックは、主に航空宇宙、自動車、海洋、産業市場向けの部品製造に使用されています。 Hexcelは、一方向性、+/-45 Biaxials、0/90 Biaxials、3軸、4軸など、さまざまな種類のガラス多軸織物を製造しています。Hexcelは、異なるプライの重さや方向性を提供し、チョップドファイバーマットやその他の基材を使用して、お客様の用途に最適な材料を作ります。生地の重さは250gsmから最大6,000gsmまで、生地幅は25mmから2540mmまで、さまざまな種類の生地を製造することができます。 ...

... アラミド多軸(非クリンプ)ファブリックは、主に航空宇宙、自動車、海洋、産業市場向けの部品製造に使用されます。Hexcelは、一方向性、+/-45二軸性、0/90二軸性、三軸性、四軸性など、さまざまな種類のアラミド多軸織物を製造しています。さらに、Hexcelは、異なるプライの重さや方向性を提供し、チョップドファイバーマットやその他の基材を使用して、お客様の用途に最適な素材を作ります。生地の重さは160gsmから600gsmまで、生地の幅は250mmから2540mmまで、さまざまな種類の生地を製造することができます。 ...

ミルドファイバーを樹脂と混ぜる事により機械物性と摩耗耐性を向上させる事ができます。 CARBISO™MF(ミルドファイバー)には粒度のバリエーションチョイスがあり、添加する事により寸法安定性を付与して成形物のねじれを無くします。 炭素繊維は導電性、熱伝導性がありますので短繊維を混ぜる事により低効率をカスタマイズできます。すなわち静電性や導電性を逆に散漫にする事等、全ての熱硬化、熱可塑樹脂に適用可能です。 特徴 機械物性向上 収束材が無いので樹脂に分散しやすい 標準粒度は80〜100ミクロン

チョップドトウ 標準カットファイバー長は6mmもしくは12mmです。 CARBISO™CT(チョップドトウ)は、精密に6mmもしくは12mmにカットされており通常のコンパウンドはもちろんBMCやセメントの物性向上にも使用可能です。 チョップドトウはミルドファイバーよりも構造材の機械物性を向上させ、導電性もさらに付与できます。サイジング剤付きタイプは熱硬化および熱可塑の全てのコンパウンドに適しています。 特徴 ミルドファイバーよりも機械物性、構造物性を向上 6mmおよび12mmのラインナップ

オーバーコートチョップドトウ 6mmおよび12mmのカットファイバーにサイジング剤をコーティングしたもの CARBISO™CT+(チョップドトウ)は、精密にカットされた6mmおよび12mmの長さで、熱可塑性射出コンパウンドに使われます。 通常の単純カットファイバーCARBISO™CTと比べるとサイジング剤をオーバーコートしたものはよりコンパウンドしやすく、混錬流動性を向上します。オーバーコートしたサイジング剤も全ての熱硬化、熱可塑樹脂に対応するラインナップがございます。 特徴 ダマやケバができず簡易混錬可能 6mmもしくは12mm繊維長

熱分解チョップドファイバー 熱分解した炭素繊維カットファイバーで3〜10mm、10〜30mm、30〜60mm、60〜100mmの範囲ターゲット長で提供可能です。 CARBISO™C(熱分解チョップドファイバー)は、いろいろな長さ範囲にカットされたプリプレグもしくは固化CFRPより回収した熱分解回収炭素繊維です。 この製品は長繊維コンパウンドや不織布、抄紙向けに使われており、官能基が残存している為、樹脂との密着性も問題ございません。 特徴 熱硬化、熱可塑性樹脂に使用可能 乾式、湿式の不織布もしくは抄紙、射出用、コンパウンドに使用可能