M-1000iAは、一般的な重可搬質量ロボットのパラレルリンク機構ではなく、シリアルリンク機構を採用したファナック最大のロボットです。その結果、M-1000iAは垂直方向と長手方向の両方でより広い可動域を実現しています。さらに、重可搬質量、高い手首慣性、反転機能により、M-1000iAはあらゆる種類の重可搬質量マテリアルハンドリングアプリケーション(EVバッテリーハンドリング、リフターなど)に最適です。
M-1000iAのご紹介
電気自動車のバッテリーをハンドリングする大型ハンドリングロボットM-1000iAをご覧ください。手首の可搬重量は1000 kg、最大リーチは3253 mmです。特に、M-1000iA はファナック最大のロボットで、重可搬ロボットによく見られるパラレルリンク機構ではなく、シリアルリンク機構を採用しています。
広いワークスペースでの多用途性
3軸で最大395°まで対応するシリアルリンク機構により、広い作業範囲を提供し、シンプルで汎用性が高く、費用対効果の高い設計のメリットを享受できます。
スループットの向上
FANUCの革新的なサーボ技術により、スループットを最大化し、短いサイクルタイムと高い再現性のメリットを享受できます。
過酷な環境に対応
手首の保護等級IP67と本体の保護等級IP54により、湿気やほこりからロボットを守ります。
容易な統合
優れた重量(5300 kg)と可搬重量(1000 kg)の比率により、困難な設置条件下でも統合を簡素化します。
生産性の向上
優れたトルクと慣性性能をサポートする超強力でコンパクトな手首を活用することで、大型モデルの必要性がなくなります。
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