概要Meldin® 7000は熱硬化性ポリイミド(PI)系のシリーズで、高温下での優れた寸法安定性を目的に設計されています。73°F(22.8°C)から500°F(260°C)までのサイクル試験で、2日間の変寸率が<0.04%であることが確認されています。また、耐熱衝撃性にも優れ、厳しい環境下でのタイトな公差保持に適しています。
主要グレードと配合シリーズには複数のグレードがあり、各々特性が異なります。Meldin® 7022は非常に低い熱膨張係数を示し、アルミニウムに類似した膨張挙動を持ちます。Meldin® 7021は重量比で約15%の石墨を含み、高温用ベアリング、シール、スラストワッシャーなどの自己潤滑特性を提供します。7000シリーズは、機械的・熱的性能を高めるために追加充填材で調整可能です。
性能特性- 高温での極めて高い寸法安定性(73°F → 500°Fサイクル、2日間で変寸率<0.04%)。
- 優れた耐熱衝撃性。
- 選択グレードで低い熱膨張係数(例:7022はアルミ類似の挙動)。
- 自己潤滑グレード(例:石墨含有の7021)はベアリングや低摩耗部品に適する。
- 自己潤滑グレードのP × V限界:乾燥状態で>300,000 psi·ft/min(10.5 W/mm2);液体またはグリース潤滑下で>1,000,000 psi·ft/min(35.0 W/mm2)。
用途Meldin® 7000は金属代替と熱安定性が求められる用途で使用されます:航空機構造部品、衛星コネクタ、高温ベアリング、シール、スラストワッシャー、精密構造部品、半導体分野の部品など。
標準仕様材料:ポリイミド(PI)ベース — 極端な温度向けに設計
使用温度範囲:-200°C~+315°C
機械強度:40 MPa
製造プロセス:ホットコンプレッション成形;等方圧成形;直接成形
公差管理:±10 µm
代表寸法:丸棒:φ80 mm × L 1 m;チューブ:φ10.5 mm × L 50 mm;シート:300 mm × 50 mm;特殊形状:180 mm × 50 mm
追加情報7000シリーズは直接成形によりコスト効率と生産性の向上を図っています。純度と充填材の最適化により、アルミニウム、セラミック、他の高性能プラスチックの代替が可能です。
技術特性- 材料種別:熱硬化性ポリイミド(PIベース)。
- 寸法安定性:73°F(22.77°C)→500°F(260°C)サイクル後、2日間で変寸率<0.04%。
- 使用温度範囲:-200°C~+315°C。
- 機械強度:40 MPa。
- 製造工程:ホットコンプレッション成形;等方圧成形;直接成形。
- 公差管理:±10 µm。
- 代表寸法:丸棒(φ80 mm × L 1 m);チューブ(φ10.5 mm × L 50 mm);シート(300 mm × 50 mm);特殊形状(180 mm × 50 mm)。
- 代表グレード:7001;7021(≈15%石墨、自己潤滑);7022(非常に低いCTE);7500。
- 自己潤滑時のP × V性能:乾燥で>300,000 psi·ft/min(10.5 W/mm2);潤滑で>1,000,000 psi·ft/min(35.0 W/mm2)。
- 耐久性:極端な温度・荷重下での長期寸法安定性;化学環境での寸法安定性;100%部品検査に適合。