自動方向探知機(ADF)DF2000は、2~16の周波数チャンネル(納入された構成に依存)を介して、航空機の方位確認(搭載された無線局送信機の動作中)に使用することを目的としています。
システム構成と機能
ADFは、AM変調されたVHF信号を位相方式で支承するものです。ADFは、アレイ振動子(アドコックアンテナ)の電気的なスイッチングにより、1つの振動子を回転させる方式を採用しています。ADFは、処理ラック、アンテナシステム、試験用発電機付きアンテナ、遠隔操作・監視装置、生命維持装置付きシェルターで構成されています。
特徴
周波数範囲
118-137MHz
周波数間隔
25kHz; 8.33kHz
方向探知信号の変調方式
振幅変調
変調の深さ、最大で
≤ 80 %
同時動作チャンネル数
構成により2~16
各チャンネルによる方向探知感度、最大で
≦ 3 мкВ/м
方向探知機の二乗平均平方根誤差、最大で
≤1°
高所での方向探知距離、最低限:
(150 ± 50) m
≥45km以上
(300 ± 50) m
≥65km以上
(1000 ± 50) m
≥120km以上
(3000 ± 50) m
≥200km以上
(10 000 ± 50) m
≥360km以上
---