慣性研の姿勢・方位基準装置AHRS-IIは、搭載された機器の絶対方位(ヘディング、ピッチ、ロール)を決定する、次世代型の高性能ストラップダウン・システムです。無動作時、動的時のいずれにおいても高精度に方位を決定します。
Inertial Labs AHRS-II-Pは、タクティカルグレードのIMU(加速度センサとジャイロセンサを各3軸搭載)を使用しています。
加速度計、ジャイロスコープ、超高精度ジャイロコンパス、Fluxgate Compassを搭載し、測定対象物のHeading/Yaw、Pitch、Rollを高精度に測定します。
ジャイロセンサーの出力を統合することで、3つの回転軸すべてについてデバイスの回転を高周波数でリアルタイムに測定することができます。加速度計とFluxgate磁力計は、AHRSの初期アライメント時にピッチ、ロール、磁気方位を絶対測定し、運用中にジャイロスコープを継続的に補正することが可能です。
主な特長と機能
- UAV、航空機、ヘリコプター、船舶、ROV、UUV、ロボット、UGV、AGV、ジンバル、アンテナなどの様々な動的な動きに対して、カルマンフィルタに基づく最新のアルゴリズムを提供します。
- 高精度、高感度、温度安定性に優れたFluxgate磁力計(自社技術)を採用
- 外部GNSSレシーバーからの入力。
- 0.6 deg ジャイロ安定化ヘディングおよび 0.08 deg ピッチ&ロールダイナミック精度(動作温度範囲内
- 1 deg/hr ジャイロ バイアス動作安定性
- 5 µg 加速度センサ バイアス動作安定性
- 一次姿勢基準および海洋アプリケーションのモーションコントロールシステムとして好適
- 硬鉄・軟鉄の2次元・3次元磁気校正を内蔵
- RS-232、RS-422、CAN 2.0インターフェース
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